脳内写生3

脳内写生は選ばれた少数の例外者のための案内表示であり、「飾り窓の天使」と連携したブログです。

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山梨 バイオテロ
20代の女性で都内の「M・F」に勤務するパティシエ「W・M」さんが、4月26日に味覚嗅覚障害を自覚しながら勤務先に出勤。
4月29日には 「バスタ新宿」から高速バスで「富士急ハイランドバス停」で下車して実家に帰省。
翌30日には、友人ら5人ほどでバーベキュー。
5月1日には整骨院を受診したあとPCR検査を受け、結果が出るまで自宅で待機するように要請されるが、友人2人とゴルフの練習、さらに帰省中は毎日同世代の知人男性と連日一緒に車に乗ったり、買い物やデートなど濃厚接触したうえ、1日には別の知人男性とも濃厚接触。
そして2日に高速バスに乗って新宿に帰宅しましたが、この日「陽性」が判明。
帰宅した動機はペットが心配だったということです。

山梨県は4日、記者会見を行い、以上の彼女の行動履歴を公表しています。

彼女のこうした無責任・無自覚な行動は「バイオテロだ」と多くのネットユーザーが批判すると共に、彼女の過去のSNS等から勤務先や帰省先・実家の職業・氏名・友人関係・顔写真等が次々に暴かれています。
彼女に対する批判や「私刑(リンチ)」は他のネットユーザーに委ねるとして、私はSNSを利用することが「なにか問題が生じたとき」、そのSNS等の仲間たちを通じてあらゆる個人情報が暴かれ、プライバシーが漏洩するという事実にあります。

三鷹女子高生刺殺事件の鈴木紗彩さんのリベンジポルノ騒動や、聖心女子大卒の大友舞子さんのハメ撮り画像流出事件など多くのネット流出事件では、それぞれの事件後、しばらくしてから彼女たちの身近な人たちから一度削除された画像や、新たな画像がネットにアップされています。

新型コロナウイルスで営業自粛すべきなのに、営業を続けている店舗を行政に通報すると共に、私的な歪んだ正義を押しつけてくるなど、残念ながら日本人は「たれこみ大好き民族」なんです。


献血 自衛隊

いつかアップしようと思って保存していた文章を紹介します。

画像右は自衛隊員募集ポスターで、左が献血を呼びかける日赤のポスターです。

自衛隊員募集ポスターは、数年前にアニメで描かれた女性のパンティが見えているとして撤去されたものであり、献血を呼びかける日赤のポスターは、オッパイが大きすぎて「過度に性的」だと批判されて撤去されたものです。
性差別はやめよう、LGBTの皆さんに寛容でいよう、多様性を受け入れよう(ダイバシティ)という時代に、アニメで描かれた女性のパンティが見えているとか、同じくアニメで描かれたオッパイが大きすぎて「過度に性的」だと批判する一部の人たちにあえて言いたい。
ポスターなんて人目を引いてこそ意味があるのだから、一部の批判など無視して堂々と張り出せばいいのです。
アニメは日本の文化なんだ、表現の自由を後退させるな、多様性を受け入れよと!
むしろ、意味もなくバストを強調したり、セクシーな身振りで脚を見せるTVCMや、いてもいなくてもいい番組に女性のアシスタントをはべらせる民法のTV番組、あるいは必ず全員がハイヒールを履いて膝上丈のスカートで登場するNHKニュースの女性アナウサーや女性の気象予報士こそ、女性の性を売りモノにしていると問題にすべきでしょう。

問題は「何がだれにとって性的に過度に見えるのか」「何が誰にとって不快なのか」、その確たる定義もないのに、一部の自らの「常識」とか「良識」を振りかざしポスターを撤去させてしまう者たちこそ古くさい「保守的不寛容」なのではないのですか?
スポンサーも広告が炎上すると、あわてて謝罪して引っ込めるのではなく、信念をもって意志を貫くような強い姿勢を見せるべきなんです。
いまネットユーザーの一部に、自分や自分の周囲にいる者が直接不利益をこうむった訳でもなく、さらに自身が当事者でもないのに、「芸能人の不倫を許せない」「ささいな失言をとがめる」「あらゆる面で他人を許せない」等の利己的・自己中心的で理不尽な主張にとらわれ、会ったこともない相手に強い怒りや憎しみを覚え、常軌を逸した過激な言葉を浴びせ、相手をコテンパンに叩き潰す、天誅(てんちゅう)を加えることに快感を覚える「病んだ正義を振りまわす人」と、その過激な言動に便乗し同調する集団ヒステリー・集団興奮が発生します。
こうした一部の歪んだ正義や、性的な描写に過度に反応する人たちの集団ヒステリー・集団興奮を真に受けてポスターを撤去したり、謝罪していたら、ますます彼らは増長して「歪んだ正義」や「病んだ良識」を押し通そうとします。

不倫は犯罪ではないし、相手を愛する気持ちに偽りはない。
自衛隊員募集のポスターも献血を呼びかける日赤のポスターにも不快さなど微塵もないし、制作者が健康や若さを強調したかったことが私には理解できます。

物陰に隠れて「病んだ正義を振りまわす人たち」に対して安易に妥協しないこと、さらに毅然とした対処をすることこそ本来の「正義」であると思います。

お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(49歳)が、4月23日深夜のニッポン放送のラジオ番組で、新型コロナウイルスの影響で収入が減った女性が、短期的に収入を得るために風俗業に携わる可能性があると発言したことで同局が謝罪コメントを発表すると共に、本人も「配慮に欠ける発言をした」と謝罪しました。(以上ネット情報)

「新型コロナウイルスの影響で収入が減った女性が、短期的に収入を得るために風俗業に携わる可能性がある」という深夜のラジオ放送での発言が「女性蔑視」であり、「性的搾取」「女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言」と批判した人たちにあえて申し上げたい。

性風俗産業そのものは合法であり、そこで働く女性は雇用形態がどうであれ「普通の労働者」なのであり、性風俗産業そのものがセイフティネットの役割を果たしていることは周知の事実であって、そこで働く女性を「女性蔑視」とか「性的搾取」されている、あるいは「女性の尊厳と職業への配慮に欠ける」と批判する者たちこそ、実は性風俗産業とそこで働く女性に対する偏見と差別にもとづいているのであり、岡村隆史の発言には偏見と差別がありません。

性風俗産業が「性的搾取」の機関であるとする主張は、そこで働く女性の問題ではなく性風俗産業の経営側の体質であって、職業に卑賤はないという前提を無視して「そこで働く女性の尊厳と職業への配慮に欠ける」と考えるのは論理の飛躍、浅はかな発想と言うほかはありません。
性風俗産業で働くためにはそれなりの容貌とコミュニケション能力が必要であり、だれもが簡単に高収入を得られるとは限りません。

むしろ、メディアはタレントを持ち上げておきながら、ささいなことでタレントをたたき落とす、そしてそれを繰り返すことでメディアはネタにする。
こうした稚拙なスキャンダリズムこそ、批判されるべきでしょう。

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