脳内写生3

脳内写生は選ばれた少数の例外者のための案内表示であり、「飾り窓の天使」と連携したブログです。

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「週刊文春」10月9日号に「日経新聞記者はAV女優だった!70本以上出演で父は有名哲学者」と題する記事が掲載されました。
日経の記者が過去にこっそりAVに出演していたという暴露記事かと思っていたら、この記者は去年、「AV女優の社会学」(鈴木涼美著:青土社刊)という本を書いていた東大大学院卒の社会学者であることが判明しました。

さらに彼女は「週刊文春」の記事に対して「反論」を投稿し、【日経記者がAV女優であることよりも、鈴木涼美がAV女優であることのほうが余程大きな問題を孕んでいる】と主張しました。
彼女はこの反論の中で「AV女優にまつわる負のイメージや蔑視や先入観が完全に消滅すべきである」(要旨)と述べていますが、残念ながら彼女には「性の商品化」 「性欲の商品化」という視点がありませんでした。

現代はあらゆる性欲が商品化されており、どこかの誰かが劣情を起こさせるために企画したポルノやアダルトグッズ・性風俗・AV等がハンランしていて、大衆は商品化された性欲をお金を払うことで購入し消費しているために、自分のオリジナルの性欲さえもが退化し、生涯を通じて固有の性欲が満たされない状況にあり、大衆はこうした状況に気付く機会すらありません。

鈴木涼美記者が70本ものAVに出演したのであれば、AVを制作して劣情を起こし、金儲けしようと企む側に加担していたのであり、彼女はギャラを得ながら大衆のオリジナルの性欲の退化を助長し、大衆が生涯を通じて固有の性欲が満たされない仕組みの加速に加担していたことになります。

AV女優としてAV男優に弄ばれ精液まみれになりながら、「あらゆる性欲はすでに商品化・ビジネス化されており、オリジナルな性欲は断じて満たされることがないように仕組まれている」と気付いて欲しかった。

私はこうした視点からの彼女の発言を期待しています。

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私は昨年の10月に起きた三鷹の女子高生刺殺事件で注目されたリベンジポルノの問題を検証すると共に、この事件をきっかけに、なぜ若い女性が「自撮りエロ画像」を撮りたがり、さらにその画像を交際相手や出会い系の掲示板にアップするのか、そしてこうした現象はネット上ですでに社会現象化していると指摘してきました。

自撮りエロ画像は単に「じどり」とか「セルフィー」と呼ばれたり、「セクスティング」(Sexting)と呼ばれ、スマートフォンなどで性的な画像を送信する行為は欧米でも広く行われており、ハリウッドの有名女優の自撮りエロ画像がネットに流出したこともあり、こうした行為には相当のリスクが伴うことが認識されてきたにもかかわらず、日米の10代の女性の間では、すでに「社会現象化」にとどまらず「普遍化」していると言わざるを得ない状況です。

米ユタ大学の研究チームによれば、回答者の約20%は自分の性的な写真を他人に送信したことを認めており、こうした画像を受信した人物の20%は、受け取った画像をさらに他人に転送しているのだそうです。

特に生殖器や女性のバストの画像を携帯端末で送受信することを「セクスティング」と言い、女性の83%が彼に「セクスティング画像」を送信しており、男性の55%が彼女に「セクスティング画像」を送信した経験があるとのことです。

しかし、あらゆる自撮りエロ画像は、送信した瞬間に送信者にとってコントロール不可能となり、ほぼ流出することは防ぐことができず、さらに削除できなくなるのです。

三鷹の女子高生刺殺事件で17歳の女子高生が自撮りした「くぱぁ」画像や、今年6月に発覚した聖心女子大卒の大友舞子さんが彼に送信した「けつみかん」と呼ばれる660枚のエロ画像の流出騒動は、「ビッチ」と呼ばれる若くて下品女性たちではなく、いずれも良家の娘さんであり、教養ある才媛と呼ぶにふさわしい女性たちでした。

 

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