「フーターズ」(HOOTERS)は、スポーツバー風のレストラン(洋風居酒屋)で、ウェイトレス(フーターズ・ガール)が歌たり踊るレストランであり、そのウェイトレスは白いタンクトップとオレンジ色のショートパンツ姿で接客しています。
同店は米国に約430店舗、同国以外の国に約30か国、わが国にも東京と大阪に6店舗(2016年7月現在)があります。
「フーターズ」の由来は、胸の谷間を強調したタンクトップとショートパンツ姿で接客するウェイトレスを見る男性客が目をキョロキョロさせ、まるでフクロウのように見えることからフクロウの鳴き声まねて「Hoot hoot」(ホーホー・フーッフーッ)となったとか、「HOOTERS」には「女性のオッパイ」という意味もある等の説があります。
これは「フーターズ」の宣伝ではありません。
男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」(男女共同参画社会基本法第2条)のことであり、男女平等はもちろんのこと、LGBT等のあらゆる性差別をなくすことが根底にあります。
胸の谷間を強調したタンクトップとショートパンツ姿で歌たり踊ったりするセクシーなウェイトレスをキョロキョロと見る男性客。
これが、「男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができる」男女共同参画社会なのでしょうか?
胸の谷間を強調したタンクトップとショートパンツ姿で接客するウェイトレスを見ることは「犯罪」ではありませんが、女性を性的な対象として見ることは性差別なのであり、女性自身が男性から性的対象として見られることに甘んじることは女性の権利意識が薄いのではないかと思います。
アダルトのカテゴリーで論じるテーマではありませんが・・・