2018年06月
金正恩 ケツをまくる
半端ない・ヤバイ・ヤツ
奴(ヤツ・やつ・ド・ど)とは、日本で「彼」や「あれ」等を示す三人称の一つで、「奴」という漢字には「奴隷」「江戸時代の武家の下僕(ヤッコ)」のことであり、「奴」という漢字は「女を囚える」から生まれた文字であり、古くから囚人・召使・いやしいものという意味があって、「奴婢(ぬひ)」(下男下女・律令制における賤民)のように「相手をさげすんで見下す」ことが「奴:ヤツ・やつ・ド・ど」の字です。
最近、デパートで「あっちのヤツですね?」と探している商品を示されました。
またNHKの元アナの「ウドウさん」が生放送で「あっちのヤツね」と、さりげなくある物を指さして説明していました。
正しくは「あちらですね」と言うべきなんです。
奴(ヤツ・やつ・ド・ど)だけではありません。
最近平気で多様される「ヤバイ」とは、もともとヤクザ用語であり、「ハンパない」の「半端」は、「数や量が不揃いないこと」「どちらともつかないこと」「行動に抜かりがある様子」「まぬけ」を意味する格下のモノに対する言葉であり、これを「そうではない」と否定すると「半端ではない」となり「はなはだしい」→「ものすごい」と転用されるようになりました。
なぜ素直に「ものすごい」と言わないのでしょうか。
ヤクザが消えたら、日常言葉がヤクザになってしまった。
美しくて、表現がこまやかな日本語は大切にして欲しいと思っています。
NHKへ:公開質問状
法治国家であるからには、法律には従うしかありません。
そこでNHKに質問です。
1.ワンセグでテレビを見られる携帯電話を持っている人が「ワンセグでテレビを見ないので携帯電話等のワンセグ機能を削除して欲しい」とNHKに申し込んだら、NHKはその削除に応じてくれるのですか?
2.自家用車を購入したら純正品のカーナビにワンセグ機能が付いていた、運転中もしくは自家用車内でテレビを見ないのでカーナビ付随しているワンセグ機能を削除して欲しいとNHKに申し込んだら、NHKはその削除に応じてくれるのですか?
3.上記「1」「2」に付随する費用はNHKが負担してくれるのでしょうか?
またその作業期間の代用機種・代車等は用意してくれるのでしょか?
携帯電話や自家用車が使えない期間の「補償」はあるのですか?
4.上記「1」「2」の削除をNHKに申し込む場合の窓口・受付等はどこですか?
その窓口・受付等は公表されていますか?
法治国家であるからには、NHKだってワンセグを使わないユーザー向けの対応を積極的にすべきであり、それに伴う必要経費を負担する義務があるはずです。
一方的に受信料だけは徴収する、でも意図せずにワンセグ付きの携帯電話・モバイル端末・タブレット等を保有するユーザーについて何もしないのであれば「ヤクザのミカジメ料」と変わりないことになります。
NHKはテレビ放送を通じて、こうした矛盾について堂々と回答して下さい。
美人コンテスト
米国で現存する最古のミスコンテスト「ミス・アメリカ」の運営団体は、今年9月の大会から水着審査を廃止すると発表しました。
米国では、反セクハラの「Me Too」運動が広がっていることから、出場者である女性を外見で判断しないことにしたものです。
同団体は、ツイッターで「バイバイビキニ」のハッシュタグを付け、ミスコンがもはや美人コンテストではない「新しい時代に入る」と表明していますが、それってただの「面接」とか「弁論大会」じゃないのかな。
一方、彼女たちは強制されてエントリーしているのではなく、むしろ自分に自信があって、公に女性として評価されたい、そうした注目を浴びたい、自分の魅力をアピールしたいと願う女性が水着で登場するのですから、こうした女性の願望を満たす機会を一方的に奪うのは反対だという意見もミスコン狙いの女性を中心に根強く存在します。
同様にF1カーレースにおけるレースクィーンやグリッドガールと呼ばれるカーレースの「マスコット的」な過激な露出が多い女性たちも、女性をレースの添え物として扱っているとの理由でF1カーレースの主催者が廃止を決定したものの、レースクィーンやグリッドガールの仕事を奪うとか、自分たちは強制されてハイレグを着ているのではなく、むしろ自分に自信があって、公に女性として評価されたい、そうした注目を浴びたい、自分の魅力をアピールしたいと思う願望を満たす機会を一方的に奪うのはひどいと訴えた結果、どうやら復活するらしいのです。
男女の比率が50%:50%とするのであれば、民主主義の原則である多数決は通用しませんが、仮に多数決で上記の問題に決着を付けようとすればミスコンもレースクィーンも存続させたいという結論になるのではないかと思います。
ただし、女性を添え物として見るか、水着審査を性差別と見るかは多数決では決着が付かない問題だからこそ主催の判断が揺れるのでしょう。
私は、それなりにきれいな女性が女性らしさを発揮することに異論はございません。