新潮45が掲載した「LGBTは生産性がない」と発言した女性国会議員を擁護する記事について、この記事は「言論の吐瀉物だ」と批判されています。
長い出版不況は出版各社の路線を変貌させしまったようです。
地道な取材や独自の発言スタンスを確立させるよりも、あえて論争を巻き起こすようなネタを見付けて一方的に暴言をまき散らす、そして故意に「炎上」を狙う。
「炎上」の結果出版物が売れればいい。
これは、ネットの炎上を引き起こすことで注目されることをたくらむ芸能タレントの手口と同じです。
渡辺美智雄氏(元副総理・故人)、もしくは竹下 登 氏(元総理・故人)が「悪名は無名に勝る」「悪名も無名に勝る」と言ったそうですが、
この悪名は無名でいるよりも勝れている、無視されるよりは注目されるほうがいいと考える出版社が増えているようです。
言論という真剣な思索や論考が軽視され、憲法が保障する言論(ゲンロン)が、「正義」に反している「悪名は無名に勝る」「悪名も無名に勝る」と言った下劣なゲロに成り下がってしまったことは残念に思います。
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