脳内写生3

脳内写生は選ばれた少数の例外者のための案内表示であり、「飾り窓の天使」と連携したブログです。

2018年09月

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新潮45が掲載した「LGBTは生産性がない」と発言した女性国会議員を擁護する記事について、この記事は「言論の吐瀉物だ」と批判されています。

長い出版不況は出版各社の路線を変貌させしまったようです。
地道な取材や独自の発言スタンスを確立させるよりも、あえて論争を巻き起こすようなネタを見付けて一方的に暴言をまき散らす、そして故意に「炎上」を狙う。
「炎上」の結果出版物が売れればいい。
これは、ネットの炎上を引き起こすことで注目されることをたくらむ芸能タレントの手口と同じです。

渡辺美智雄氏(元副総理・故人)、もしくは竹下 登 氏(元総理・故人)が「悪名は無名に勝る」「悪名も無名に勝る」と言ったそうですが、
この悪名は無名でいるよりも勝れている、無視されるよりは注目されるほうがいいと考える出版社が増えているようです。

言論という真剣な思索や論考が軽視され、憲法が保障する言論(ゲンロン)が、「正義」に反している「悪名は無名に勝る」「悪名も無名に勝る」と言った下劣なゲロに成り下がってしまったことは残念に思います。


画像に意味はありません。

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かつて屋内配線の電気工事は屋内配線用の「Fケーブル」と呼ばれる電線を「圧着スリーブ」と呼ばれるアルミ製のチューブを銅線にかぶせてペンチでこのチューブを潰し、その上からビニールテープを2重巻き~3重巻きにして絶縁する方法で屋内配線工事を行っていました。
しかし、20年もたつとビニールテープが劣化して絶縁性能が低下して来ることから、「Fケーブル」の接続はビニールテープを使わずに、銅線を接続端子に差し込む工法が広く普及しました。
この接続端子工法は電気工事の効率化・省力化にも合致していたので、過去40年~50年間も「問題なく」広く用いられてきたのです。

ところが大型の商業施設やタワーマンションの屋内配線工事が行われるようになると、漏電や電線の接触不良や照明器具との接続不良等が起きたとき、点検範囲や停電範囲が広大になり、影響が拡大することから「圧着スリーブ+ビニテープ」工法も、「接続端子に銅線を差し込む」工法も禁じられることが多くなり、「圧着スリーブ」を樹脂製のキャップで覆った接続具を専用工具で樹脂製のキャップごと強くつぶす工法に変わっています。

またわが国で戦後幅広く用いられてきた壁用コンセントに使われている樹脂の経年劣化や、壁用スイッチの接点として使われている金属の消耗なども問題になりつつあります。

さらに、広く使われている延長コードの製造元の大半が中国であったことから劣化が早く、その耐用年数が約10年であるにもかかわらず、机や家具・冷蔵庫の裏等の目立ちにくい場所で延長コードが驚くほどの早さで劣化している現実もあります。

画像は山手線のある駅の柱の裏です。
いつも使われている車椅子専用リフトの充電用機材は、いまもホコリまみれ、その充電用の延長コードは著しく劣化が進んでいるのに駅員は気付いていません。

これからは災害がなくても、天井裏の電線の接続端子の劣化・絶縁テープの劣化・見えない場所での延長コードの劣化などの原因による電気火災・漏電火災が多発する時代を迎えます。

Vサイン
Vサイン(ピースサイン)の起源はチャーチルが演説の中で、ナチスドイツと旧日本軍に勝利したことを強調するために第2指と第3指をV字型に開いて聴衆に示したことが起源とされています。

しかし、第二次世界大戦の当時、米国内では学校や職場、あるいは市町村単位で地上に人文字でV字型を作り、航空機からこの人文字を撮影して新聞に掲載することで、戦場にいる兵士に対して、学校や職場あるいは出身地の人々が戦場で戦っている兵士を応援しているというメッセージを送っていました。

従って、Vサインはチャーチルが起源だとする風説は誤りであり、チャーチルは米国内で人文字でVサインを描き、兵士を鼓舞してきたことを知っていて、このVサインを手指を用いて表現したと考えるべき状況であったことになります。

いずれにせよ、日本でVサイン・ピースサインと呼ばれていて、日常的に盛んに使われているこのゼスチャーは安易に用いるべきではないと自戒すべきなんです。

たとえば、天皇皇后・皇族方・歴代首相・宇宙飛行士・ノーベル賞受賞者らが、公の場でVサイン・ピースサインをしたことはありません。
この意味がわかりますか?

ホーム監視画像
JR山手線の「山の手」「山手」は下町から見た高台に住む人々に対する羨望のまなざしが含まれており、「山手線」は山の手の住人から見た下町の住民に対する「差別語」である、と以前書きました。
そもそも、JR山手線は「東京環状線」と改名すべきなんです。

その山手線のホームに設置された駅のホームの監視用カメラの画像が始発から終電まで、誰でも見られる状態であることはほとんど知られていません。
以前は電車がホームに入って来たときに駅のホームの監視用カメラの画像がモニターに映し出され、電車がホームを離れるとこのモニター画像は消える仕組みでした。
このモニターは最後尾にいる車掌が、電車のドアの開閉やホームドアの開閉の際に安全を確認するために設置されているものだからです。

最近、このモニター画像が始発から終電まで常にホームの状況を映し出していて、各駅のホームの両端に行けば誰もがモニターを見られる状態にシステムが変更されています。

おおげさに言えば、山手線の駅のホームいる人たちは常にモニターに映し出されているのであり、駅員以外の他人に知らぬ間に覗かれていることになります。

事実上、「あなたは常にどこかの誰かに見られているのだから、駅のホームでは不適切な行動は慎みなさいよ」とJRからプレッシャーを掛けられているのであり、まさに相互監視社会の到来を思わせるショッキングな出来事なのです。


大阪府警富田林署で面会室のアクリル製仕切板を壊して逃走した樋田淳也被疑者(容疑者:30歳)。

逃走からすでに1か月。

私が想定する最悪の逃走潜伏方法は、一人暮らしの女性の部屋等に押し入り、その女性を縛り上げ、金銭やカードを奪い、必要な生活物資をスマホや電話等で通販や宅配で入手する手口です。
この手口だと長期の籠城が可能です。

現在の捜査方法は、防犯カメラの画像や懸賞金を付ける、捜査員を大量投入すると言った従来の手法が重視されていますが、樋田の場合、逃走の方法や、ひったくりを繰り返し、バイクを盗む、行動が早くて逃走範囲が広いなどの一連の犯行を見ていると、従来の足跡をたどる捜査方法では追いつかないように思えます。

宅配便業者・スーパー等の宅配サービス・各種の出前サービスの中で、この1か月に利用が増えた一人暮らしの女性をピックアップしてみるべきと思います。

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