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最近、無免許でクルマを運転する様子を配信した自称ネットタレントが、動画を見た者に通報され逮捕されました。

この男(32歳)は逮捕の瞬間も動画をライブで投稿しており、「こんなことで捕まるのか?」とアホなことを言っていましたが、動画の投稿の動機は「有名になりたかった」とのこと。

また「つまようじ」を菓子袋に突き刺した動画をアップした少年も「動画投稿サイトで『神』になりたかった」と供述しています。

ネットタレントやネットアイドルをめざすことにどのような意味があるのでしょうか?

実は、ブログや動画のアクセスをふやすことで「アフィリエイト」と呼ばれる報酬を得ることができます。

「アフィリエイト」は広告掲載料の一部がペイバックされる仕組みなので、アクセス数を稼ぐことで収入を増やすことができます。

不倫騒動で注目された女性タレントは、自宅にいて毎日ブログを更新することで月額30万円の収入を得ていたんだとか。

また、若い女性のネットアイドルの多くは自宅にいて有料のチャットを行うことで時給2000円前後を稼ぐ自称タレントが多く、さらに特別な料金を支払うことでオナニーチャットもできるので、ネットアイドルになると高額の報酬を得られる仕組みも存在します。

ネット上にハンランする「自撮りエロ画像」の一部には、アクセス数を上げて「アフィリエイト」で稼ぐという思惑があるのかもしれませんね。 

しかし、アクセス数を稼ごうとして過激なことをすればするほど「違法」なことを行うことになり、アクセス数を稼ぐこと自体が目的となり「中毒化」したり、「依存症」状態に陥る恐れがあります。

また、「自撮りエロ画像」の背景として写り込んだ景色や室内の物品、制服等から自宅や通学している学校等が特定されたり、画像の位置情報からプライバシーが暴かれ、自殺に追い込まれた女子中学生(滋賀県)もいたほど、ネットタレントやネットアイドルにはリスクが伴うことも事実です。