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「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」は「しじせいてきがぞうきろくのていきょうとうによるひがいのぼうしにかんするほうりつ」と読みます。

この法律は、2013年10月に発生した三鷹ストーカー殺人事件の際に、リベンジポルノに対処する目的で作られたもので、2014年11月に国会で成立しています。
 
この法律は、第三者が被写体を特定できる方法で、プライベートに撮影された性的画像記録を不特定又は多数の者に提供した場合や、画像記録を拡散させる目的で特定の者に提供した場合に処罰を受けると規定されており、私のブログが取り上げたO・Mさんの画像のすべての削除をブログ管理者に要求したA弁護士も、この法律にもとづき削除を求めて来ました。

「第三者が被写体を特定できる方法で、プライベートに撮影された性的画像記録を不特定又は多数の者に提供した場合や、画像記録を拡散させる目的で特定の者に提供した場合」という条文には、かなりの疑念があります。

たとえば自撮りしたエロ画像を自らネットにアップし、「多くの人にエロい自分を見て欲しい」と切望している女性のエロ画像を拡散させることに「協力」したSNSや出会い系の掲示板は、「第三者が被写体を特定できる方法で、プライベートに撮影された性的画像記録を不特定又は多数の者に提供した場合や、画像記録を拡散させる目的で特定の者に提供した場合」に該当するのではありませんか?
特にスマホの位置情報を「オン」にして自撮りエロ画像をアップすると、撮影場所が簡単に特定できるからです。

O・Mさんに関する記述や彼女の画像の削除をプロバイダー等に要求しても、すべてを消し去ることはできません。
彼女に関する情報や画像は今後もネットを「漂流」し続けることでしょう。
それがネットの仕組みなのですから。