無題1
「ワイルド わたしの中の獣」は、ドイツの女性監督が描いた野生のオオカミを愛し性交する女性をテーマにしています。

獣姦は重大なタブー(禁忌)の侵犯ですが、オオカミとその野生に魅了された女性はオオカミを捕らえて一緒に暮らすうちに、彼女自身も次第に野生にめざめていきます。

身体が薄汚れていても、部屋が臭くなろうが、オオカミが部屋の中をメチャメチャにしようが、室内で放尿しても彼女はそれを受け入れてしまう。

本来、誰を愛そうが、誰と性交しようが、たとえ獣姦しようが、それはプライベートな領域のことなので、それこそ当事者の「自由」です。

ちなみに、「獣姦」と「動物性愛」「獣婚」は同一視すべきではありません。

ニワトリや羊等のメスを男性が性欲を満たす代償として一方的にレイプするのが「獣姦」であり、ペット等を溺愛した結果の人間と動物等の「異種性愛」「動物性愛」「獣婚」は、「獣姦」とは明らかに同一視すべきではありません。


上記の映画は「獣姦」ではなく、世界中に伝説や神話として残る「異種性愛」や「獣婚」を現代によみがえらせた作品なのです。