エロティシズムは、ただ脱げばいい、ただ見せればいいと言う問題ではなく、「秘すれば華」、つまり隠すから見たくなる、そして隠した部分がチラリと見えるから、強く「そそられる」という相互依存関係にあります。
隠せば見たくなる、禁止されれば禁止されるほど妖しい魅力が生まれる。
児童ポルノの規制等がこの範疇に入るのかもしれませんね。
「るろうに剣心」の作者が児童ポルノを購入していたとして書類送検されましたが、今後は作者の作品の出版や上映・放映までもが自粛されるとのことです。
作者の人格と、その作品(フィクション)はまったく別もののはずです。
世界の有名画家の中には、犯罪歴がある画家がたくさんいます。
だからと言って美術館はその絵画の展示を排斥するでしょうか?
自殺を防止したい教育現場で、自殺した小説家の作品が教科書に紹介されていることも思い出して下さい。
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