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これは、「ちつのとりせつ」径書房刊・原田 純著の私の書評です。

女生にとって、大切な部分なのに、日本の女性は自分の女性器に触れようともしないし、お手入れもしない、そもそも関心を抱かない。
そればかりか日本の女性は、自分の女性器をきちんと見たこともないというありさま。
パートナーには触らせるのに、自分ではさわることに嫌悪感を感じてしまう。

そして、あたかも自分には女性器なんて存在しない、セックスにも興味はない、性欲なんてまったくないフリをする、大事なのは女性器ではなく、女性としての品位を保つこと、若く美しく毅然と生きることだと自分に言い聞かせて生きています。

当然、指にオイルを付けて自分の膣の中に指を入れて「会陰マッサージ」をするなんて、不純・不潔・下品・恥ずべきこと・いやらしい・淫らなことと信じ込んでいます。

でもそれは無意識のうちに両親や純潔教育等刷り込まれた「女性らしさ」と呼ばれる押しつけられた固定観念ではないのですか?

パートナーには触らせる・むしろ触って欲しいと願いつつ、パートナーと、身も心もとろけてしまうような官能的快楽を味わいたいと願っている反面で、自分の女性器に触ることや、膣のなかに指を入れることを全面否定することは大いなる矛盾・欺瞞・無知であり、歪んだ性自認(ジェンダー・アイデンティティ)や、女性という性に対する根拠のないタブーに囚われ、思考が硬直していることになります。

助産師である「たつのゆりこ」さんは、すでに妊婦さんに行われている「会陰マッサージ」を、一般の女性たちも自ら実践すべきであり、それは美容やアンチエイジングにも効果があると提唱しています。