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11月22日、53歳の誕生日を前に記者会見した秋篠宮は、天皇の譲位(代替わり)に伴う「大嘗祭(だいじょうさい:皇室行事)」について、「宗教色が強い行事を国費で賄うことが適切なのか」と述べ、大嘗祭に公費を支出べきではないと発言しました。

秋篠宮は来年5月の天皇の譲位により、皇位継承順位第1位となり、皇太子と同じ地位の「皇嗣(こうし)」となりますが、その秋篠宮が政府が決定した方針について公の場で疑念を表明したのです。

「大嘗祭」は、新天皇が新らしい穀物を神々に供えて国の安寧や五穀豊穣を祈る儀式であり、平成2年(1990年)に行われた前回の大嘗祭では、公費である「宮廷費」から22億5千万円が使われました。

このため憲法に定めた「政教分離に反する」との批判がありましたが、政府は来年5月の天皇の譲位に際しての「大嘗祭」についても、「大嘗祭」が宗教的儀式であると認めつつも、「極めて重要な伝統的皇位継承儀式で公的性格がある」として平成2年の「大嘗祭」と同じ規模の宮廷費の支出を行うとしています。

一方、秋篠宮は大嘗祭は天皇家の「私費」である「内廷会計」で賄うべきであり、「身の丈にあった儀式」すべきであると主張しています。

災害続きの国民のことを思うのであれば、秋篠宮の発言いっそうの重みがあると私は思っています。
(敬称略)