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バッテリーカー(電動乗用車・EV)やプラグインハイブリッド車などを義務化する法規制を導入し始めた国が出現しましたが、はたしてEVは本当にエコなのでしょうか?

EVは構造がシンプルで金属部品が少ないことから、鉱石を掘る→鉱石を運搬する→溶鉱炉で溶かす→精錬するという重厚長大な素材ではないカーボンファイバー等の非鉱石系の素材で車体が作れるとか、大きな設備が必要な大企業でなくても自動車の生産ができる等のメリットがあります。

その一方で、EVを走らせるための電力はどのように発電するのか?
あるいはリチウム電池等の製造に必要なレアメタルの発掘に伴う環境破壊や、5~6年でフル充電できなくなると言われている高価なバッテリーの載せ替えの費用と劣化したバッテリーのリサイクル問題。
カーボンファイバーの車体が劣化した際の産業廃棄物の処理方法。
そして充電中はEVを走らせることができない、長距離ドライブに向いていない等の稼働効率の問題など、いくつもの未解決かつ予測しきれない問題があります。

これではエコだと思って始めたことが、実はエコではなかったという風力発電や太陽光発電のような結果になりかねません。

トヨタはすでに水素燃料電池と、プリウス等に使われているハイブリッド車の特許を公開・放棄していますが、これはガソリンエンジン車やハイブリッド車を将来作らないという意味ではなく、EV車に傾倒しようとしている他社メーカーに対して「いつでもハイブリッド車戻っておいで」と呼びかけているのではないかと私は分析しています。