NHKTVの人気番組、「チコちゃんに叱られる」
この番組の中で「永遠の5歳」のチコちゃんが回答者の誤りに対して「ボーッと生きてるんじゃねェぞ~!」と罵倒するシーンが売り物なのですが、これが少子高齢社会の中で保育無償化で過保護かつ生意気に増長した子どもたちが、先人である高齢者を軽んじるという風潮を生まないかという懸念を感じております。

それこそ老婆心というものなのかも知れませんが、この番組の後半で「キョエちゃん」と呼ばれるカラスが、毎回「岡村のバカ!」というフレーズを連発しています。
「バカ」という言葉は明らかに侮蔑する言葉であり、子どもからの投稿が多い公共放送の番組として、毎回大人を罵倒するのは不快であり不適切です。

正しくて丁寧な言葉づかいを標榜すべき公共放送としてのスタンスをNHKは堅持して欲しいものです。