働き方改革や従業員の集中力アップのために、より快適なオフィスを作るというトレンドがあります。
たとえばチームごとにディスクを島状にレイアウトする一方で、集中できるスペースも必要であることから個室風のブースを設けるとか、部署ごとの垣根を超えて集まって話し合えるフリースペースを設ける、あるいはまるでカフェのようなイメージのオフィスにする、そして一流レストラン並の社員食堂を作る、さらにストレスを軽減したり気分転換のためのリフレッシュスペースや仮眠室を設ける等のオフィスづくりが流行しており、平行してサテライトオフィスを作るとか在宅勤務を増やす等のさまざまな働き方改革も進行しています。

しかし、イギリスのEU離脱を例にするまでもなく平凡で特に才能もない大衆は所詮「衆愚」なのであって、いかに快適なオフィスで働かせたところで実は能率が上がるはずもなく、むしろ「だらける」「なまける」「サボる」だけで目に見えて成果が上がるとは思えません。

そもそも快適なオフィスづくりと従業員のための働き方改革を進めても、8時間労働の中で本当に集中して働いている時間は数時間もないのです。

5年ないし10年以内にはAI(人工知能)が多くの事務処理や単純作業、特に手順が決まったルーチンワークを自動的に処理するようになることは確実であり、「快適なオフィスづくりと働き方改革の試み」そのものが無意味になりかねません。
それどころか、一人一人の仕事の効率を上げるとか、時間を有効に使う、人材を育てると言った努力は時間の無駄でしかありません。

むしろ企業がいますべきことは「才能の枯渇」に備えた「少数でより異質な衆愚ではない選ばれた例外者」を育成することであり、AIをしのぐほどの天才的リーダーの育成であるのです。

一例を挙げれば、特異な創造力と直感力を有するニューリーダーを見つけだし英才教育や帝王学を受けさせるほうが時間とコストが掛からないのであり、地道な研究を積み重ねる人物よりも突出したひらめきを持つ異能の研究者を見付けるほうが費用対効果が勝れています。

芸術家や作家・各種商業アーティストも同じことで、豊かな創造力さえあれば「才能」などどうでもいいことになります。

ではどうすればいいのか、ヒントを言いましょう。
人間には脳がふたつあるのに、しかもその脳はほんのわずかしか機能していません。
その脳を抑圧しているのは「常識」とか「道徳」等の社会規範であり、「あらぬことを考えてはならない」という強い自己規制なのです。

関心がある読者は下記まで問い合わせて下さい。
oxoxo90@hotmail.com