「反日種族主義」というタイトルの8人の韓国の教育者・研究者らが書いた本があります。
しかし韓国では、公的な図書館からこの本が撤去されており、韓国にはいまだに暗黙の「検閲」があることが裏付けられた出来事でした。
この本の主な要旨は以下の5点です。
1.韓国人のアイデンティティは「反日の感情に忠実かつ過敏である」ことだ
2.韓国の特徴は強力な閉鎖性と反日感情が民族主義と結びついており、「反日」でまとまる野蛮で原始的な国家である
3.韓国の歴史は子孫のウソで上書きされた記憶である
  韓国はこうしたウソの歴史から解放されるべきだ
4.特に韓国の歴史や社会の国定教科書はウソの温床である
5.韓国人は東アジアの歴史について自己の責任として反省すべきである

韓国の文大統領は「日本の輸出管理の見直しが韓国の経済を悪化させた」と主張していますが、文大統領の最低賃金の無理な引き上げが企業の業績を悪化させたのであり、韓国における「日本製品不買運動」が始まる以前から韓国経済は最悪の状況にあったのですが、文大統領はその政策の失敗も日本が原因であると責任転嫁しています。
韓国と付き合うことが、きわめて困難であることを改めて思い知らされた本でした。