阪神大震災
私は異常気象と自然災害が同時に起きる可能性を指摘して来ました。

異常気象(気象災害)には、海水温の上昇に伴う昨年の台風19号のようなスーパー台風(巨大台風)や、線状降雨帯と呼ばれる長時間続く帯状の集中豪雨による河川の氾濫・土砂災害・竜巻等の強風災害・大雪・ヒョウ・落雷・高波高潮による浸水があり、自然災害(地象災害)には地震による土砂崩れ・津波等と火山活動による噴石・降灰・火砕流・有害火山ガスの発生があります。

たとえば日本列島は地震列島であると同時に海に囲まれているために異常気象が多発する気候なので、異常気象と自然災害が同時に起きる確率が決して低くありません。
巨大台風が直撃している時期に巨大地震が起きるとか、豪雨のさなかに地震が起きて土砂崩れが起きたり堤防が崩壊することは将来起こりうる災害だと思います。

さらにこうした異常気象と自然災害が同時に起きると、大規模な停電や断水・都市ガスの停止や広域の通信障害・交通機関の運休・物流のストップなどいくつもの災害が重なる「複合災害」の発生につながります。

さらにこうした「複合災害」に人為的な判断ミスや政治的判断の遅延・混乱が重なると「多重複合災害」に陥ります。
ここまでは従来の災害を振り返れば、ある程度想定できる範囲なのですが、異常気象と自然災害が同時に起き、さらに「複合災害」となった状況でO157のような食中毒や新型コロナウィルス・鳥インフルエンザ等の感染症や疾病のパンデミックが発生したらどうなるのでしょうか?

弱り目に祟り目に泣きっ面に蜂という未曾有の「多重複合災害」に備える必要があるのではないか。