アインシュタイン

性的同意(sexual consent)とは、性的な行為を行う前に相互に確認する同意のことです。
今日、同意のない性的な行為は強姦または性的暴行(性暴力)であると見なされます。

つまり、性的な行為を行う前にお互いの意思の疎通が必要なのであり、「したいときにする権利・したくないときにしない権利」(上野千鶴子)をお互いに認める必要があります。

たとえばカナダでは、性的同意とは「信頼や権力・権威の乱用・搾取・強要・脅迫がない状況で、
どちらかが性的な行為を行うと申し出たとき、申受人が自発的に同意・賛成すること」と定義されており、この性的同意は、性的な行為のどの段階でも取り消すことができるとされています。

なお多くの場合、性的同意は「言葉」、もしくは言葉以外の手段によって交わされることがあり、実際にムードを損なうことなく相互に性的同意を明確に確認することはきわめて困難と思われます。

例1:男性に誘われ男性の自宅や居室に女性が付いて行き、突然、性行為を求められた

例2:出会い系アプリや相席居酒屋で知り合った男性の家に行ったら、いきなりキスをされ抱きしめられ性行為してしまった、女性は男性に好意を抱いていたが、性行為をする意思はなかった

例3:配偶者間であっても同意のない性行為はDV・性犯罪であると法律に明記して欲しいと考える妻がいる

例4:女性がキッパリと拒絶するとか、明確に性行為を断らなかったときは、男性は女性に「同意があった」と考えるが、女性はあくまでも「断りきれなかった、私は性的被害者である」と思っている

例5:女性が「イヤッ」「やめて」と言っても、それを「恥じらい」と受け取られ、男性の性行為がエスカレートしてしまう

相互の「性的同意」は必要かもしれない。
「性行為同意書」を作成して、性交の際にあらかじめサインを交わすのが理想かもしれない。
でもそうした事前の同意が必要なパートナーとの交際が、はたして「愛情」や「信頼」にもとづいた交際と言えるのでしょうか。
(ホンバン禁止の性風俗嬢が、曖昧な同意のもとで客とホンバン行為をしてしまった、しかしその直後、お嬢が「同意なき性交をされた」と開き直り、事務所からBGが駆けつけ、警察を呼ぶぞともめることがあります。そんなときは事前に「性交同意書」を作成しておき、お嬢にサインをもらっておくとか、スマホで少なくとも拒絶していない旨の音声を録音する等の自衛が必要になる…)