俳優の三浦春馬(30歳)が東京・港区の自宅で首を吊って自殺しました。

芸能人の自殺は珍しいことではありませんが、芸能人の自殺はファンの後追い自殺や鬱病患者等の衝動的自殺を引き起こすことから、自殺を減らしたい運動をしている関係者にとって「迷惑」な行為でもあります。

いまのところ自室内にあった遺書のようなメモの内容が発表されていませんが、芸能人の自殺の動機には多額の借金・不倫の発覚・失恋・薬物捜査の影響・俳優としての才能の枯渇や絶望・鬱病の発症等があります。
彼の自殺の原因はいずれ「文春」等が報道してくれると思います。

自殺した三浦春馬の追悼として、彼が出演した映画がその夜さっそく放映されましたが、なぜ自殺した俳優を「追悼」するように放映しなければならないのか、私は深い疑念を覚えました。

薬物で逮捕されたり、有罪が確定した芸能人の映画がドラマが「お蔵入り」とされるのに、他の自殺を助長しかねない芸能人を追悼・賛美するような放映がなされたのでしょうか?

彼が出ていたCMの企業・彼の自宅マンションの所有者(管理会社)・所属プロダクション等がこうむる損失や親族へのダメージ等を考えると、私は彼を悼(いた)む気持ちにはなれません。