ピーチ・アビエーション機で、乗客が大声で騒いだなどとして飛行機が目的地とは違う空港で臨時着陸し、その乗客が飛行機を降ろされました。

きっかけは、その乗客がマスク着用を拒否し、さらに大声で騒いだことが原因でした。

JAL・ANAの場合は「常識的な範囲内で基本的には着用をお願いしています」
「空港および航空機内においては、お客様同士のご不安解消のためマスク等を必ずご着用ください」と呼びかけて

ただし「マスク着用は義務ではなく、あくまでもお願いです。マスクを拒否しただけでは、搭乗をお断りするという対応はできません」(JAL・ANA)
それなのに、この乗客が臨時着陸した別の空港で降ろされたのは、機内で大声で騒いで機長らの指示に従わなかったためです。

船長や機長には他の乗客を守る義務があるのであり、今回の措置は当然の判断であり、この乗客は目的地まで自腹で移動するしかなく、ピーチ・アビエーションから損害賠償を求められると共に、今後、他の交通機関のブラックリストに載せられ、さらに多くの航空会社からは搭乗拒否されることになります。

安ければ100円程度のマスク1枚を1~2時間我慢して着用することと、意地を張ったことで失った社会的信用をハカリに掛ければ、おのずと結論は出るでしょう。
昔から「バカに付けるクスリはない」のです。

そして「愚かなことをした」と気付くには遅すぎるのです。

後日、別の便でマスクの使用を拒んだ男性が機内から降ろされるケースがあり、「マスクをすると気分が悪くなることを言いたくなかった」と弁解しています。
航空各社は「マスク着用は義務ではなく、あくまでもお願いです。マスクを拒否しただけでは、搭乗をお断りするという対応はできません」と言っているのですから、事情を説明しない男性乗客の言い分のほうが不自然でしょう。