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ソロキャンプ
キャンピングカー
アウトドアブーム

自然派と呼ばれる人たちの一部が、一人になれるソロキャンプを楽しんでいるそうですが、ボーイスカウト時代から登山やキャンプを楽しんできた私から警鐘を発したいと思います。

まず自然界には野生動物の縄張りがあり、人間が野山に入ることは常に野生動物の縄張りを侵略しているという自覚が必要です。
特に狩猟が行われなくなったことで人間を恐れない野生の動物、たとえば熊・イノシシ・猿・鹿が増えており、秋田・山形・新潟では、すでに人間を「食べ物」と見なしている凶暴な熊が出没しています。
そこへ一人でキャンプに行ったら、こうした野生動物に襲われる危険性があります。
野生動物にとって、食べ物を持っている人間を脅すだけでおいしい食べ物が手に入る、その先にあるのは人間そのものを襲うという、ある種の食物連鎖です。

もちろん野生動物のほかにも、人間がアレルギーを起こす植物(うるし等)や害虫(山ダニ・山ヒル・毒虫・ハチ等)もいます。

さらに自然派の人たちに申し上げたい。
整備されたキャンプ場であれば、ある程度、自然破壊が防げるのですが、登山にせよ、キャンプにせよ、人間が自然界に入り込むことは手付かずの自然を破壊しているのだという自覚が必要です。

ゴミを残さないことはもちろんのこと、キャンプの跡には「感謝」以外は残すなという山のルールがあります。
たき火はキャンプの醍醐味のひとつですが、なれない人のたき火は山火事を起こすこともあるので控えたほうがいいでしょう。

バーベキュー用のコンロを持参するから火を使っても大丈夫ですって?
あのね、バーベキューと野営・露営と呼ばれるキャンプは別物なんですよ。
スポーツ用品店や量販店に行ってテントやキャンプ道具を買ってくるのがアウトドアではありません。
土を掘ったり、石積みしてカマドを造る、ロウソクやアルコールランプで灯りを取る。
できれば薪も自分で作る、ほぼサバイバルだから面白いのです、まあ、素人には無理だろうなぁ。