ヒルマンニナ

昨年12月にデビューした日本人9人組のガールズグループ「NiziU」。
日韓合同サバイバル式オーディション「Nizi Project」(虹プロ)では、その過酷なオーディションの経過をネットやTV番組などで見せることで、見る者に共感を与え特定の少女を応援したくなるように誘導してデビューまでにファンを獲得する手法であって、これはかつての「モーニング娘。」のデビューとほぼ同じパターンであり、日本における少女アイドルグループの成功例を踏襲したものでした。

私個人もヒルマン・ニナという少女タレントの才能に注目して、時折、オーディションの経過をウォッチしておりました。
彼女は2005年2月にシアトルで生まれた本名「牧野仁菜」さんで、日本語・英語・フランス語が話せる子役経験があるタレントだからです。

また、韓国人アーティストのJ.Y. Parkがプロデュースする日本人メンバーによるK-POPガールズグループが、嫌韓・絶韓・断韓感情が根強い日本で、果たしてどれだけの成果を上げるのか注視する気持ちもありました。

その背景として「AKB」グループに代表される少女アイドルグループの中心的なファン層がすでに30代から40代と高齢化してきて、アイドルグループのパフォーマンスの質よりも「より若い女の子」が求められる風潮があると共に、TVのバラエティ番組等で素顔をのぞかせるアイドルグループの個々のメンバーが、実は「お馬鹿タレント」であった、あるいは演出側から「お馬鹿さ」を求められたことで、ファンを引きつける魅力を低下させている実情があったからです。

また、韓国が世界的アイドルを送りだそうとする理由として、国際的・政治的に四面楚歌状態にあり、国家戦略として外貨の獲得を目的とした韓流アイドルの「輸出」が、どこまで進展するのか注目する意図もありました。
特に「NiziU」は、従来の韓国人によるK-POPグループではなく、日韓合同サバイバル式オーディションを経て、日本における日本人だけの少女アイドルグループをデビューさせるという「現地調達主義」であり、そこには韓国政府がめざす「K-POPの偽装」もしくは「和製K-POPによる日韓融和」や「植民地に対する同化政策」の意図が見え隠れしています。

NiziUは昨年の「NHK紅白歌合戦」にも出場して、人気グループとしての一応の地位を固めたのですが、実は昨年6月にYouTubeで配信された「NiziU」のプレデビュー曲である「Make you happy」が2億回を超える再生回数があったのに比べて、昨年12月にリリースされた正式デビュー曲「Step and a step」のYouTube再生回数は、約2カ月で7000万回程度に留まっています。
つまりプレデビュー曲に比べて、正式デビュー曲が見劣りしたことになります。

確かに日本のアイドルファンは、完成されたアイドルよりも、不完全さや、未成熟でありながらも一生懸命に頑張るアイドルを応援する傾向があるのですが、私は文大統領自身がK-POPの「現地調達主義」による外貨獲得を堂々と公言したことで、韓国政府による「和製K-POPによる日韓融和」や「植民地に対する同化政策」という隠された意図が徐々にファンの間に広まったのではないかと分析しています。

これからは、彼女たちが韓国に搾取されたり、韓国に政治的に利用されないようにしっかり見守る必要があるでしょう。