女子卓球コスチューム

女性のスポーツ選手のユニフォームやコスチューム越しに性的な画像を撮影したり、試合会場で着替えているところを盗撮してネットにアップする等の「心ない行為」について、一部の女性のスポーツ選手から対策を求める声が上がっています。
この問題には二つの側面があるので、整理して論じたいと思います。
まず、女性のスポーツ選手のユニフォームやコスチュームの露出を多くしたり、チラリズムを演出するようなデザインに故意に変更することでその競技のファンを増やそうする競技団体があります。
たとえばわが国の卓球連盟は、女性の選手のユニフォームをミニスカート風に改めたことで卓球ブームを盛り上げています。
その結果、画像のような女性の卓球選手のチラリズムを特集した写真集まで登場しました。
また女性のフィギュアスケートでは「ウーマン・アスリート・セクシーショット・魅惑の股間」と題する写真特集も存在します。
これらは「心ない行為」というよりは、明らかに競技団体が「仕掛けている」か、あきらめている・黙認しているものです。
問題なのは、競技団体が女性の選手の意向を無視してユニフォームの上位の裾を突然短くしたことで試合中にめくれてしまう(女子バレー日本代表)とか、赤外線カメラを用いてユニフォームを透過して下着が写った写真をネットにアップするといった女性の選手の羞恥心を損なう行為です。
こうした女性の選手の羞恥心を損なうような行為を防ぐためには、女性のスポーツ選手のユニフォームやコスチュームを単一の「お仕着せ」にするのではなく、ミニスカート風のユニフォームとスパッツ様のユニフォームを選手が自ら選択できるようにすべきでしょう。
ただし女性のアスリートだけでなく、女性は好むと好まざるとに関わらず常に「性的な対象」として見られているのであり、多くの女性はそうした視線を意識することで無意識に自己の値打ちを確認しているという現実があります。

女性が不快と感じることがすべてセクハラだとすれば、女性アスリートの意図しない性的なネット画像は、明らかなセクハラに該当するのでしょうが、端的に言えば、セクハラを受ける女性には「それなりの魅力」があるのであり、セクハラを受けない女性には「そうではない魅力」があることになります。

女性の選手の羞恥心を損なう心ない行為は批判すべきですが、「それなりの魅力」がある女性の選手は、意図しない性的な画像が出現してもそれを「評価」のひとつと見なして下さい。

(このブログは、あえて暴言を吐く・あえて異論を唱えるというスタンスを貫いています。
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