3月20日のブログ「福井県議員 さいとう新緑氏のデマ(長文)」について、読者のSさんが同議員に直接メールを送り、反論を聞かせて欲しい旨依頼したところ「この人は何も分かっていない」という短い回答があったそうです。
「この人は何も分かっていない」の「この人」とは、私のことを指していると解釈すべき文脈なので、「福井県 県会議員 斉藤新緑氏」の当該議会報告について再度疑義を唱えます。

まず、多様性を認め合う時代であるので、誰が何を発言しようが、それはまさに「カラスの勝手」なのですが、30年も自民党の県会議員を務めている現職の斉藤新緑氏が、自らの議会報告の中で自民党が推進しているコロナワクチンを「殺人兵器」と断言し、その発言の科学的・合理的根拠も一切明らかにせずに、ただ「この人は何も分かっていない」の一言で済ませてしまうことに、私は底知れぬ恐ろしさを感じました。

詳しくは、3月20日のブログ「福井県議員 さいとう新緑氏のデマ(長文)」を読んで頂きたいのですが、これほど荒唐無稽で根拠がない自説を、堂々と自らの議会報告の中で縷々述べることの重大さと、そのデマが広がることでの政治家としての信頼性や支持者への影響力等を想定することができないような底知れぬ愚かさに、私はあきれ果て、かつ憤慨しています。

繰り返しますが、多様性を認め合う時代であるので、誰が何を発言しようが、それはまさに「カラスの勝手」なのですが、一般人がSNSや、個人的な噂として「陰謀論」とか、闇の勢力・コロナワクチンが「殺人兵器」であると発言することは、まさに「表現の自由」であり、個人を不当に攻撃すればその責任は攻撃した人物が責めを負うだけのことであり、SNSの世界ではその情報の真贋はSNSの利用者が自己判断・自己責任で判断すべきことなのですが、まさに政権与党の自民党所属のベテラン県議が議会報告の中で根も葉もない噂やデマを拡散させ、合理的根拠がない幼児性愛の記述を子ども達にも読ませているとの事実は、一国民として断固看過できない重大な問題です。

私は無責任な発言をしたくないので、斉藤新緑議員に対して「私を名誉毀損で訴えよ」と書いています。
政治家としてここまで追及されているのに、「この人は何も分かっていない」の一言で逃げ切るつもりなのでしょうか?
責任ある政治家として、私に対して「何が分かっていないのか」について、充分な説明責任を果たして下さい。